この記事の対象者
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エアドロ初心者以上で、次のエアドロについて考え始めている人
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暇な人
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文句を聞きたい人
時間も資産も有限なんじゃ。エアドロ全部やってられっかよ!
というのが皆さん思う所だと存じます。なので、エアドロ活動においては何を触るか絞る必要があります。
自分がプロジェクト運営側だったらどんなエアドロップ戦略を展開するか?って自問自答すると、楽しくなってきますし腑に落ちます。結果高額エアドロにもつながってきます。(多分)
高額エアドロを狙う際の基本的な考え方
[大前提] プロジェクトの将来性がある
いうまでもなく、プロダクトやアイデアが良いのは大前提。選定方法については今後簡単な解説記事を書くかも。
技術的優位性、チーム、投資しているVCくらいは触る前に見るかな。
あとは新しい事にチャレンジしてるFirst Penguinとか。
トレンドに乗っかる投機的な Scamプロジェクトは要注意!2021年のGameFi, 2022年のメタバース, ちょっと前の ”BTC L2” 集団とか。最近だとAI DePINとうるさいやつ、XAIやAethirを追従するNode saleという名の ”資金調達” とか。
中にはお宝も埋もれてるけど、基本Scamだと思ってる。
ライバルが少ないプロジェクトを選ぶ
ライバルとは他のクリプトユーザーのこと。
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TVLがまだ少ない(200M以下)
一万ドルをデポジットしたとしてTVLが200Mであればトータルの2万分の1が確保できる。
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単純計算ではエアドロ総額の2万分の一が貰える。
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デポジットした額によって均等に配布されるケースであれば2万分の1確保できれば結構な額が貰える可能性が高い。
例:Project Aが10%のトークンをエアドロすることになり、FDVが$1Bと中々大きい場合、エアドロ配布額の2万分の1は 5,000ドルになる。
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ユーザーが少ない (1万人以下)
Tierで分けられた場合は少額デポジットの人でも恩恵が多かったりする。だけどその為には人数が少なくないと労力に見合わないかも。
対象チェーンやDappsを触っている人が1万人なのか100万人なのかで配分も単純計算で100倍違ってくる。
ただ、ユーザーが少ないというのは注目度が低い = トークン価格が付きにくいということ。ただ、ある程度の注目はTGE時に得られ価格への影響もあるんで、ユーザーが少ない方がお得なのは間違いない。理想は早い段階で入れてポイントを稼いでおく、初期ユーザーのNFTを確保しておくとか、アドバンテージを作りたい所。
ユーザーが多くてもランキング5000位以内に入っていたら問題ない。逆にL1やL2で注目度が高いチェーンであれば数万位以内でもOK。小さいDappsとかだと1000位以内には最低でも入りたい。
最高の流れとしてはエアドロが発表されてから大注目されるプロジェクト。
例えばSolanaのLSTプロトコルのJitoは 1 SOLくらい預けていたら 5000枚 (200万円以上)貰えてたけど、対象者は一万人弱。ローンチ後にめちゃくちゃ注目された。
これはぶっちゃけSolana Foundationのサポートがデカかったと話は聞いたことがある。自分のチェーンのLSTプロトコルが注目されるのは彼らにとっては良いことだしね。
同じ考え方でいいタイミングでCoinbase株をつかむこともできたし、利害関係について考えて行動することは別にクリプトに限った話じゃないと思う。
https://x.com/ChonmageF/status/1625339381035982848?t=2O_zq2VuLEz0zFkzXz3gKA&s=19
ハゲはいつの時代も強い(笑)
チームおよびファウンダーのセンス
仮想通貨業界は動きが本当に早いからファウンダーやチームのセンスで0か100かが決まってくる。上手な所はマーケットの動きを早い段階で察知して、Pivotしたり新しいプロダクトを出してくる。
コミュニケーションも上手い。文句ばっかり言うユーザーもオワってると思うけど、ユーザーにガチギレするチームとかは論外。
最近すごく思ってること:Aevoチームセンスいいなぁって。
元々はRibbon Financeからピボットした無期限取引ができるプラットフォーム。
Aevoは数あるPerpetual DEXの中でも使いやすいし、Rebrandのタイミングも方向性もパーフェクトだった。途中で追加した pre-marketトークンの取引は今は業界人の多くが価格参照の為に利用してるし、Aevoトークンでエアドロを受け取れるBinance launchpad的なものも良いムーブだ。
Pre-marketにローンチさせる代わりにユーザー向けにエアドロトークンを確保して分配する。トークンを保有するインセンティブを持たせる。AevoはリスティングFeeを得る。いいことばかり。
Pre-marketに上場させるプロジェクト視点からすると、少額の Market Makingで上場参照価格をコントロールできる。EZ Pump!
Aevo内でETHもBTCも預けられるからある意味分散型取引所になりつつある。
https://app.aevo.xyz/r/Fresh-Beautiful-Kulechov
今はトークン価格が下がってきてはいるものの、元が高すぎたんよ。Volume自体はPerp DEX20位くらいで普通だし。一度いいエアドロを確保できたら、2ドルくらいまでは回復してくるとは思う。彼らはマーケットのニーズをちゃんと把握しているし、とにかく動きが速い。本当天才だなぁって思う。Mastermindは誰だろう?
流行っている国、エリアはどこか?
上場後のトークンの買い圧は基本的に 国の裕福さにある程度比例すると思う。もちろん仮想通貨のアドプション、国民性(韓国パンプを見よ!)、各国の投資傾向(日本人だけでMemeコインが成り立つと思う?)等も影響してくる。
アドプションについてはChainalysisが出してるマップが一番いいかも。
例えばベトナムで流行っているものは一人当たりの買い圧は低いし、アメリカと同じ買い圧を作るには相当の人数でカバーしなきゃいけない。Polygonとかはインド人の数の暴力でなんとかなってる説(笑)
海外ニキを色々フォローしておくと、どこら辺でハイプがあるのかって何となく予想が付く。
どのセクターのプロジェクトなのか?
当たり前だけど、注目度の高いL1, L2系は時価総額が高くつく。
DappsはハイプによるがFDV数百M付けばいい方。
一、二年後のトレンドを読めたらベスト。個人的に思う次のNarrativeはFHE (Fully Homomorphic Encryption)
Fhenix, Inco, Privasea辺りは今から注目しておいて損はない。
あとは本当の意味でのDePIN Dappsが出てくると思う。
DePINで本当にReal World Usecaseがあるのは HivemapperとHeliumくらいだと思う。Heliumについてはトークンを配りすぎた割にはマスアドプションしてないから微妙だけど。チームが初期に多くのトークンを自分たちでゲットしちゃったって話あったよね
https://www.forbes.com/sites/sarahemerson/2022/09/23/helium-crypto-tokens-peoples-network/
RenderもAethirも価格はついてるけど、ナラティブに引っ張られてるだけという個人的な感想。
ユーザー側(supply側)から compute 得られても利用する側(Demand側)がいないし、クリプトのメリットあるの?って話。
それでもトークンがぶち上るのは阿呆。それがこのマーケットの楽しい所だったりする(笑)自分含めてモンキーパラダイス。
Red Flags🚩
ここら辺が後で当てはまってるとわかったら資金抜くべきやつ。
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トークン価格について話すファウンダーにまともなプロジェクトはない。
- 例えばTier2以下の中華系プロジェクト。Spaceとかでもトークンの価格の話ぽろっとでちゃう。ロシア人もその傾向多い(笑)
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コピペプロジェクト
- 例えばLidoはLSTを開拓したイノベーターだけど、ちょこっと改善したもの色々でてくるから、できれば second penguin くらいまでかな。Secondは優先順位は下がる。基本チェーンを変えただけなら Secondという認識。JitoまではOKだけどMarginFiとかのLSTはナシかな。Sanctumくらいユニークであれば良い。あれはむしろイノベーター。完全コピペはただのScam.
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アツいトレンドのキーワードをぶっこんでくるプロジェクト。
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最近だと”AI” ってことばを使うプロジェクトに対しては、どこでAIが使われていて、Why Crypto? って聞きたくなる。個人的にクリプトAIにおいてはバイアスのかからない分散型のAIモデルを作るのはオポチュニティあると思ってる。だけど、数が多すぎる。
とにかく自分たちのことを容易にAIプロジェクトって言うな。不自然にチェッカーノードを売ってDePINプロジェクトって言うな。Compute言うな。誰も使ってないからそのCompute。
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前回バブルで資金調達してリブランドしたプロジェクト。(Zeus, Stakestone等の例外はある)
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TGEスケジュールを何回も変更するプロジェクト。
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変更する理由が技術的な問題が新たに出てきたとかだったらいいんだけど、バブルに合わせてローンチしたいって魂胆が見え隠れしている。
別にチームはトークンがロックされてるから意味ないじゃんって思うかもしれないけど、色々な方法で別枠からトークンを売ってくるだろうし、いい感じな価格チャートを残したいって思惑もあると思う。
Mantaもこの前チームが売ってたしね。
https://x.com/WuBlockchain/status/1748177818004172906
ベアマーケット中にTGEしても、プロダクトとコミュニティが強ければトークン価格は後からついてくる。OP, ARB, SUI, APTOS 全部L1, L2だけどベアの産物よね。Hivemapperとかかな。
チームのロックのことを考えたらむしろベアマーケットでローンチした方がブルのトップで売れるのに、あえてそうしないのはベアではマーケットが健全だから。ゴミに価値はつかない。ベアの評価額がむしろ健全説あるかも。
カルダノの時価総額がパナソニックとほぼ同じで、スクエニの6倍あるっておかしいよね。Charles氏運営の統一教会デラックス恐るべし。。このブルでどんなハッタリ打ってくるのか気になる。もう8年開発してるからComing soonは通用しないかな。
個人的にカルダノやポルカドットは結構罪深いと思ってる。このチェーンを選んだ故につぶれた有能なプロジェクトもあったと思うし、ちょっと可哀そう。ポルカは残念だったな。Polkadot JS Walletが戦犯かな。。。
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まとめ
これらの要素を考慮すると、結論は「カン」です。
書くの疲れました。
記事に対してのフィードバックはXにコメントなりDMしてね。今後の学びになります。
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